「ゴムつけて」って言ったら、「大丈夫だよ。オレ検査受けてるし。そっちも大丈夫でしょ?」。そんな風に言われたら、本当の自分のこと言えないよ…。感染してしばらくはHする気は起きなかったけど、やっぱり誰かとつながりたい。(ゲイ・20代・HIV+)
HIV+の友人が、先日僕に「彼氏ができた」と。この告白にはちょっと正直驚きました。でも、ポジの人だって、恋愛もするし、それは当たり前のこと。彼のことを僕は「手伝ってあげる対象」に勝手にくくってしまっていた…そんな自分の偏見に気づきました。(ゲイ・30代・HIV−)
何かを忘れようとしてた。リスキーなことすることで、「自分は感染してない」と自分に言い聞かせてた。リスキーなことをくりかえしていたのは、知るのが怖かったからなんだ…。今ならそのことがよくわかる。そして、知らないことのほうが怖いことなんだってことも。(40代・ゲイ・HIV+)
“AIDSになったら死ぬ”そう思っていたから、検査に行かなければと思いつつも先延ばしに。「どうせ陽性なら死ぬんだし、だったら知らずにすごした方がいいや!」と。告知を受けるのはつらい事でした。でも、同じ告知を受けるのであれば体が弱っている時よりも元気な時の方が精神的にも体力があるので受け止め易いように思えました。(30代・ゲイ・HIV+)
約2ヶ月近くの入院生活。自由にならない自分への身体への苛つき、悔しさ。そんなある日、看護師の一人が夜勤明け、病室まで来てくれてこんな事を言ってくれた。
「私はまだ看護師としては新米で、あなたの病気の事も勉強していかないといけない事は山程ある。でもあなたの今抱えている事を少しでも解りたいの」。
僕は自然と本当の自分を曝す事が出来た。自分自身を曝けだして、泣きじゃくって、やっと自分自身を真っ直ぐに見る事が出来るようになれた気がした。「一人じゃない」と感じられる事は治療の第一歩。(30代・ゲイ・HIV+)
元カレから「感染してた」って言われたときのショックって…。彼がすぐいなくなるんじゃないかと思ったり、自分のことが不安になったり。彼とはセーフだったし、時期を考えると可能性はなかったけど、それをきっかけに検査を。結果は、陰性。それを伝えると、彼は「よかった」と一言。そして、僕が、「教えてくれてありがとう」って言うと、しばらくして、「自分を知ること、自分を大切にすることが、誰かのためにもなってるんだね」って。その、自分に言い聞かせるようにつぶやいた言葉が心に残ってる。(20代・ゲイ・HIV−)
咳が治まらなく続いていて、友人に会った時に「病院に行った方がいい」と言われたのがきっかけでした。結核と診断されて、即入院。その病院でHIV検査を勧められ、結果は「陽性」。12年も経って今でも生き延びていますが、少しでも発見が遅れていたら、今はなかったかも…と恐ろしくなります。(50代・ゲイ・HIV+)
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HIVについて不安に思った時、セイファーセックスについて知りたい時、陽性という結果を受け取った時、身近な人が悩んでいる時。HIVマップは、一人ひとりが自分なりの現実に向き合うことを応援する、HIVの情報サイトです。「HIVお役立ちナビ」「HIV/ エイズガイド」「あんしんHIV検査サーチ」などのコーナーがあります。
「HIVお役立ちナビ」は、HIVに関連するサイト/コンテンツをカテゴリー別に整理したリンク集/リソース集です。主にゲイ・バイセクシャル男性向けに役立つことを前提として掲載していますが、より多くの人たちにもご利用いただけるようになっています。
感染のメカニズムや検査について。もし陽性だったら、治療やお金はどうなるの?そんなあなたのHIV / エイズの「?」に、一番大事なことからお話しします。かわいいイラストと対談形式の読みやすい文章でわかりやすく疑問にお答えしてします。
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