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エムポックス(サル痘)2月の速報値―2023年に入って急増中!

March 13, 2023 Modified: 2023.04.05

2023年03月13日(日)公開

厚生労働省のmpox最新報告はこちら
(サル痘報道発表資料 |厚生労働省 (mhlw.go.jp))

2022年5月から世界的に感染が拡大してきたエムポックス(サル痘)は、性別やセクシュアリティに関わらず誰でも感染する可能性があります。しかし、今回の流行の重要な特徴は、男性同士の性的接触による感染が多く報告されていることです。

日本国内では、2022年7月にはじめての感染事例が報告され、月に1人~2人くらいで推移してきました。当初は海外渡航歴がある人がほとんどでしたが、2022年9月下旬からは海外渡航歴がない/日本への入国直後の人との接触が確認できない事例が見られるようになりました。

2023年に入ると、1月・2月だけで21人と急増しています。21人全員が男性(20代~60代)で、首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)在住、一人をのぞいて海外渡航歴はありませんでした。すでに、日本国内での感染が拡大していることが心配されています。欧米では落ち着きを見せつつあるエムポックス(サル痘)の流行が、日本ではこれから本格的な流行に入る可能性もあり、特に男性同士でセックスをするときには充分な注意が必要です。

エムポックス(サル痘)から身を守るために、症状・検査・治療のこと、どうやって感染するのかを正しく知り、一人ひとりができる予防方法についても考えてみましょう。

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